これが「キオビエダシャク」の幼虫と成虫です。
年間に3〜4回ふ化を繰り返し、幼虫はイヌマキの若葉を好んで食べます。
一見なんにもないイヌマキの木ですが、よーくご覧ください。
(カーソルを当ててみてください。矢印のところに成虫がいます。)
疑わしい枝にエアゾール殺虫剤を吹き付けただけでほーら落ちてきた落ちてきた。
糸にぶら下がって数えきれないほどの幼虫が落ちてきます。
根本に 枯れた葉と 成虫の死骸 さらに幼虫の糞
そうです。この茶色の正露丸状のものは幼虫の糞なのです。
キオビエダシャクの幼虫に葉っぱを全部食べられて、枯れ木状態になったイヌマキの木
キオビエダシャクは南九州には定着しないということですが、ここ3年大発生しています。
そして その範囲は年々広がっています。これも異常気象のせいでしょうか。